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実践記録

【第一章】n8nに登録したけど、最初に何をすればいいのか分からなかった

0625eyecatch

AIエージェントを調べていたら、n8nに辿り着いた

最初は別に、n8nを触る気なんてなかった。

「AIエージェントって結局何なんだ」というのを調べてただけで。ChatGPTに聞いて、Geminiにも聞いて、なんとなく分かった気になって、でもやっぱり分かってなくて。そうやってウロウロしてるうちに、何かの記事で「n8n」という名前が出てきた。

最初の印象は「えぬはちえぬ……?」だった。読み方すらちゃんと分かってなかった。

でも見れば見るほど、自動化ツールとして名前が出てくる。なんかすごそうだぞ、と。

で、気付いたらアカウント作ってた。 何も分かってないのに、勢いだけはあった。いつものパターン。

登録自体は普通に簡単だった。メール入れて、ワークスペース作って、はい完了。 ただ、ここで早速詰まった。

「で、何を作ればいいの?」

画面は出てきた。でも、何から触ればいいのか、まったく分からない。 チュートリアルっぽいものもあったけど、いきなりGoogle連携とかAI連携の例が出てきて、「いや、その前に基本を知りたいんだが……」という気持ちになった。


n8nは、いろいろなサービスや作業をつなげて、自動化の流れを作れるツールらしい。

たとえば、フォームに入力された内容をスプレッドシートに保存したり、記事の情報をもとにSNS投稿文を作ったり、AIに文章を生成させたり。そういう「毎回手でやると地味に面倒な作業」をつなげられるもの、という理解をした。

ただ、ここでいきなり実用的なものを作ろうとすると確実に迷子になる気がした。


まずは最小のWorkflowを作ってみることにした

ここで「いきなり何かすごいことをやろう」とするとだいたい失敗するのは、もうこれまでの経験で分かってる。AIエージェント連携とか、Googleスプレッドシート連携とか、見るからに面白そうなやつは一旦全部スルーした。

代わりに決めたのは、

「とにかく一番小さいWorkflowを、自分の手で1個作る」

ということ。

具体的には、Manual Triggerと、Edit Fieldsという2つのNodeだけ。それ以外は何も使わない。

正直、これで何が分かるのかも最初はよく分かってなかった。でも、小さく触った方が理解しやすいというのは、AIツールを触ってきた中でなんとなく学んだ気がするので、とりあえず信じてみることにした。


n8nの基本用語をざっくり整理する

触る前に、出てくる用語だけ先に整理しておく。これが分からないと、画面を見ても呪文にしか見えないので。

用語意味今回の例
Workflow自動化の流れ全体Manual Trigger → Edit Fields
Node1つ1つの作業Manual Trigger、Edit Fields
TriggerWorkflowが始まるきっかけ手動実行
itemNode間を流れるデータmessage: Hello, n8n

Workflowは、自動化の流れ全体のこと。今回でいうと「Manual Trigger → Edit Fields」という、2つのNodeをつないだ流れそのもの。

Nodeは、1つ1つの作業のブロック。Workflowはこの作業ブロックをいくつもつないで作られる。今回は2個しか使ってないけど、本来はもっとたくさん並べていくらしい。

Triggerは、Workflowが始まるきっかけ。今回は自分でボタンを押す「手動実行」なので、一番シンプルなパターン。

itemは、n8nの中を流れていくデータの単位。

今回でいうと、「message」という項目に「Hello, n8n」という中身が入ったデータが1件できた。だから画面に「1 item」と表示された、ということらしい。

最初は「itemって何?」と思ったけど、今のところは「n8nの中を流れるデータ1個分」くらいに考えておくことにした。

ここまで読んで「うん、分かった」とはまだなってない。とりあえず言葉だけ覚えて、次に進んだ。


実際に作ったWorkflow

やったことは、本当にこれだけ。

  1. 新しいWorkflowを作成
  2. Manual Triggerを追加
    step1
  3. その後ろにEdit Fieldsを追加
  4. messageというフィールドを作成
  5. 値に「Hello, n8n」と入力
  6. Execute stepを押す
  7. 出力に「message: Hello, n8n」が表示される
  8. キャンバス上でNodeが緑になり、1 itemと表示される

実行ボタンを押した瞬間、Nodeがふっと緑色になって、「1 item」と出た。

それだけなんだけど、なんか地味に感動した。 「あ、ちゃんと流れた」って。 データが、本当に左から右に流れていったんだな、というのが画面で見えた。

大げさかもしれないけど、これが今回の一番の収穫だったと思う。


ちなみにn8nの「Node」と、プログラミングの「Node.js」は名前が似ていて最初ちょっと混乱した。でも今回はいったん別物として考えることにした。VPSでn8nを動かす時に、また向き合うことになりそうな気がしている。


今回分かったこと

調べ始めた時は、n8nって「AIに指示したら勝手に色々やってくれる魔法のツール」みたいなイメージを勝手に持っていた。

でも実際に触ってみたら、そういうものじゃなかった。
あたりまえ体操。

n8nは、小さなNodeをつないで、データ(item)を流していくツールだった。Triggerがスタート地点で、そこからNodeという作業の部品を順番に通っていく。Edit Fieldsを使えば、自分でデータを作ることもできる。

いきなり大きな仕組みを作るんじゃなくて、小さい処理をひとつずつつなぐところから始まる、というのが今回の理解。

まだ完全に理解したとは言えないけど、少なくとも「n8nはNodeをつないでデータを流すもの」という入口には立てた気がする。


次にやりたいこと

  • もう少しデータの種類を増やしてみる
  • 記事タイトルやメモみたいな、ブログっぽいデータを扱ってみる
  • Googleスプレッドシートとつないでみる
  • ChatGPTなどのAIとつないでみる
  • 最終的には、ブログ運営の面倒な作業を少しずつ減らしたい

まだ何も自動化できてない。ただ、データが流れる様子を1回見れた、というだけ。 それだけの違いかもしれないけど、登録した日に感じてた「で、何をすればいいの?」よりは、ちょっと先に進んだ気がする。