最近はAIツールの比較記事もたくさん見るし、「結局どれがいいの?」という話題もよく見かける。
でも実際に使っていると、スペック表やベンチマークだけでは分からない部分が結構あるなと思った。
今回の話もまさにそうで、性能というより「毎日付き合う道具としてどうだったか」の記録に近い。
ブログ運営の相談相手を、しばらくGeminiにしていた。
今は結局、ChatGPTに戻ってきている。
この記事は「どっちが優秀か」を決めたい記事ではない。
私が体験したのは性能の優劣というより、もっと地味な「使い続けるときのストレス」の話です。
AIツールって、スペック表だけじゃ選べないんだなと実感した、その経緯を書いておくね。
先に言っておくと、これはGemini下げの記事でもない。
今でもGoogle AI StudioとAntigravityではGemini系のモデルを使っているし、プランもそのまま維持している。
だから正確には「Geminiがダメだった」のではなく「今の私には、ChatGPTの方が合っていた」という話です。
そもそも、私はAIをどう使っているか
そもそも私はAIを検索エンジンとして使っていない。
ブログの相談をしたり、働き方を考えたり、優先順位を整理したり。
どちらかというと壁打ち相手に近い使い方をしている。
一回質問して終わりではなく、同じ話を何日も、何週間もかけてぽつぽつ続けていく感じだ。
そうなると、性能よりも「長く会話していてストレスが少ないか」の方が、自分にとっては重要になってくる。
一回の回答の精度より、何十回とやり取りを重ねたときに息切れしないかどうか。
今回の話は、結局そこに尽きる気がしている。
Geminiから離れた、3つの引っかかり
ブログ運営やWordPress構築、収益化の方針など、
長期間にわたって相談を続けていた中で、いくつか気になることが出てきた。
ひとつは、会話が長くなると前提が抜け落ちることが増えた点だ。
「もう説明済みのはず」のところから、何度も説明し直す場面があった。
一回や二回ならいいんだけど、これが繰り返されると、地味に体力を持っていかれる。
説明し直す手間そのものより、「ちゃんと伝わってたのかな」という不安がうっすら残るのが、結構しんどかった。
もうひとつは、決まったはずの話が前の提案に戻ることだ。
例えばWordPressで進めると決めたのに、しばらくするとSTUDIO前提の提案に戻っている、というようなことが何度かあった。
毎回ではないし、普段はまあまあ問題なく進む。
ただ、ふとした瞬間に「あれ、その話、前に終わらせたよね」と思うタイミングがあって、そのたびに小さく集中力が切れた。
最後に、PCで作業している中で、エラーや応答停止、読み込み失敗が時々あった。
原因はGemini側か、PC環境か、プロンプトの癖か、正直わからない。断定できる材料は私にはない。
ただ毎日触るツールでこれが続くと、性能の良し悪しというより「安心して頼れるかどうか」の部分で、信頼がじわじわ揺らいでいった。
ChatGPTに戻った時の話
正直、ChatGPTに戻る気はあまりなかった。
以前は会話が重くなるたびに待たされるし、ブラウザも固まるし、
「有料なのにこれか〜」と思っていた。そのストレスから逃げるようにGeminiへ移った、という経緯がある。
だから久しぶりに開いた時も期待はしていなかった。
むしろ「どうせまた重いんでしょ」と思いながら開いたくらいだ。
ところが思ったより普通に使えた。会話のテンポもスムーズで、壁打ちもブログの相談も詰まらずに進められる。
気づいたら毎日開いていた。
ちなみにChatGPTのことは「チャピ」って呼んでる。可愛いから。
「あれ、前よりだいぶ快適になってる」というのが、戻ってすぐの感想だった。
いや、なんで?PC変わってないんだけど。
ChatGPT側の改善なのか、ブラウザ環境なのか、私には分からない。
でも結果として、以前離れた理由がかなり薄くなっていた。
Geminiを完全にやめたわけじゃない
ちなみにGemini系を完全にやめたわけではない。
Antigravityでは今もGeminiモデルを使っているし、プランも継続中だ。
実際、サイト制作やテーマ開発の相談では、今も活躍している。
コードに関する相談だったり、構造的な整理をしたいときには、わりと相性がいい感覚がある。
だから「GeminiかChatGPTか」ではなく、「どの場面で使うか」の方が正しい表現かもしれない。
長く壁打ちを続けるならChatGPT、制作系の相談ならAntigravity経由でGemini、というふうに、自分の中でなんとなく役割が分かれてきた、という感じに近い。
まとめ:結局、性能より「引っかかりのなさ」だった
たぶん私は、AIさんとの壁打ちに「単純な正解」だけを求めていないんだと思う。
収益化のことだったり、ブログのことだったり、働き方のことだったり。
まだ答えが出ていないことを延々と相談している。
だから一発で完璧な回答を返してくれることよりも、「昨日の話の続きをできること」の方が大事だった。
AIを検索エンジンとして使う人と、相談相手として使う人では、評価がかなり変わるのかもしれない。
これはGeminiが劣っているという話ではなく、今の使い方とのかみ合わせの問題だと思っている。
実際、Google AI StudioやAntigravityでは今もGemini系を使っているし、不満はない。
AI業界は変化が速いし、数か月後にはまた評価が変わっているかもしれない。
実際、過去にも一度評価が反転している。だからこれを読んでいる人にも、
SNSの評価や比較記事だけで決めるんじゃなく、できれば一度自分で触ってみてほしいなと思う。
同じツールでも、使う人や使い方によって、合う合わないはかなり変わってくる。
ちなみに、GeminiからChatGPTへ戻ったあと、「じゃあGoogle AI StudioとChatGPTはどう違うんだ?」という疑問も出てきた。
結局また色々触り始めたので、その話は別の記事で書こうと思う。
AI界隈、比較し始めると終わらないんだよな……。
私のこの記録も、その判断材料のひとつくらいに思ってもらえたら、ちょうどいいな〜。



